2007年06月04日

鶏を見てきました。

 ちょっと前のことなのですが、
 京都に伊藤若冲展を見に行ってきました。
(関係するサイトはこちら。あとwiki

 書いてる間に、展覧会が終わってしまってますね…。
 ここ最近、間が悪くて申し訳ないです。_| ̄|○

 別段、絵画に詳しい訳ではなく、
 若冲の事を知っていたのも、漫画からです。
 子供心に鶏の絵のリアルさが染み付いていたようで、
 電車広告を見て、行ってみようと思い立った次第です。


 絵画については素人そのものでして、
 何がどうだと分かるものでもないので、
 まあ、気楽な気分で行ってまいりました。

 行って良かったですね。
 少し遅めの入場だったため、
 しっかりと全てを見れなかったのが残念です。


 圧巻だったのは出口近くに一室を設けた動植綵絵。
 三十点の連作で、色鮮やかに描かれた各々の世界に、
 いたく感動しまして、言葉が出ませんでした。

 展覧会のほとんどが墨絵で、濃淡の表現の素晴らしさに感じ入り、
 それを満喫してからの、一室を設けての動植綵絵。
 突然のカラーの世界観。部屋は暗めの演出。
 あざといです。これにはやられました。

 作品群は、リアルでいてまた多彩で。
 あのサイズでなければ分からないと思いますが、
 蛸や鯛(群魚図)の鮮やかさ、存在感は特に素晴らしかったです。
 多くの虫たちを描いた芍薬群蝶図も、あまりの世界にうっとりしてしまいました。

 何より、お目当ての鶏も満喫できました。
 いやあ、言うことが思いつきません。
 鶏(の絵)は良いですね。鶏万歳。


 また機会があれば、動植綵絵はもう一度見たいところです。
 図録も買いましたが、やはり生とは質感が違い過ぎます。
 カードの類も、それが理由であまり買いませんでした。

 あれが何百年も前に描かれたとは、ちょっと信じがたいところです。


 以下、無理やり音楽の話に繋げてみます。

 若冲の作品を見ていて思ったのですが、
 筆致の秀逸さゆえ、リアリティに富んでいながら、
 その中には、独特のユーモアを感じます。

 技術力があるからこそあれだけの表現が出来る。
 そこにある独自性は、彼そのものなのでしょうが、
 表現を支える優れた腕が、作品そのものを支えている。

 当然の事ですが、改めて実感しました。

 その巧緻は人を魅了し、
 その表現は人を惹きつけるものです。
 音楽でああいう印象の演奏が出来たらな、と。
 そう思うと、深く羨望を覚える次第です。

posted by kiriboshidaikon at 02:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々つれづれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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