2007年04月22日

演奏会に思う。

 ホントは演奏会前に書けたら良かったのですが、
 終わってから書こうと思い立ってしまいました。

 大阪コレギウム・ムジクムによる初の名古屋公演にて、
 ふと思い出した事を書き連ねてみようかと。
 演奏会の報告を書く訳ではないので、ホント、
 時宜を逃す事甚だしいものがありますが…。

(あと、タグ機能を今回から利用していこうと思っています。
 これで、ブログ内の関連記事の検索が楽になるかも。
 まあ、記事数自体が少ないのが難点ですが…)


 演奏会の記録はHPの方を確認頂きたいです。
(ちなみに、こちらで確認できます)

 演奏会の感想も、幾つかのブログにて書かれていますので、
 その辺り、検索してみても良いかと。


 私が思い出したのは、同団の3年前の演奏会、
 弦楽のためのシンフォニア第二番の初演演奏の事です。
 千原英喜先生の作品との出会いは、
 あえて言えば、この時だったと言ってよいかも知れません。

 演奏会場で初めて涙した時でした。

 硬質のベルの音で開かれる、どこか宇宙を感じさせる音楽。
 突如現れる、鋭く激しいチェロの独奏。
 静かに折り重なる瞑想の音楽。
 そして終楽章の音が開かれるように宙に描かれたとき、
 何かに打たれたかのように、滂沱と涙が溢れたのです。

 終楽章が演奏される間中、涙が止まりませんでした。
 深く、豊かに鳴動する音楽。
 どこか和風で、それでいて確かにレクイエムであり。
 再び姿を現れたベルの音とともに音楽は閉じました。
 すっと、何かが落ちたかのような心持でした。

 この日、この演奏で、私の音楽観は変わりました。
 あまり上手くは言えないのですが、
 音楽にもっと素直に接する事が出来るようになった気がします。


 名古屋でも熱烈な演奏をしたのだろう、と思います。
 演奏会場に居られたお客さんがどのように感じられたか、
 良いように聴いて頂けたら嬉しいなあ、と思ってます。

(感想を書いておられる方々には概ね好評の模様で、
 千原作品のファンとしては嬉しい限りなのです)

 いずれ、全集の第三弾辺りに、この曲も収録される事と思われます。
 その時、私が涙した初演か、この名古屋公演か、
 どちらが収録されるにせよ、楽しみな限りです。


 書いてみて改めて思いましたが、
 やっぱり演奏会前に書くべきでしたね。_| ̄|○
posted by kiriboshidaikon at 19:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々つれづれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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